【2022年版】老舗酒屋の店長直伝! 辛口の日本酒おすすめ6選!

by isoberyo

 この記事で解決できるお悩み

・そもそも辛口の日本酒って何
・辛口の日本酒を呑みたいけど選び方がわかない・・・
・おすすの辛口な日本酒を教えてほしい・・・


日本酒初心者から上級者まで絶大な人気を誇る辛口の日本酒ですが、辛口と言っても種類が豊富なため自分に合った商品を見つけるのには一苦労なのが実情です。本記事では創業135年以上続く老舗酒屋の店長が辛口の日本酒の見分け方から、ここでしか教えられない店長おすすめ辛口の日本酒をご紹介します。



■辛口の日本酒とは

「辛口」という言葉だけを聞くと唐辛子などの刺激的な味を連想する方が多いのではないでしょうか。
しかし、日本酒業界での辛口とは糖分の含有量が少ないもの、つまり甘くないものを「辛口」と表現している実に曖昧なものなのです。
そのため辛口とラベルに表記されているけど、飲んでみたらあまり辛く感じないなんてことも。そこで次章では辛口の日本酒の見分け方をご紹介します。



■辛口の日本酒の見分け方

 1.ラベルから見分ける

最近では商品を手に取ってもらいやすいように味わいや造り手の想いが直観的に伝わるように工夫が施されていることが多いです。

ラベルから辛口を判断する方法としてはまず、ラベル内に「辛口」の文字が表記してあることが最重要になります。先程、ラベルに辛口と書いてあっても辛くないことがあると言いましたが、造り手側の公式情報になるので最も信憑性の高いものと言えるでしょう 


次に注目して頂きたいポイントとしては、「日本酒度」「酸度」の数値です。商品によって記載のないものもありますが、下記のグラフのように味わいを見分けるための重要な要素になります。

日本酒度は±0を境にプラスであるほど辛く、マイナスになるほど甘くなります傾向があります。
また酸度は1.41.6を境に数値が高いほど濃厚辛口になりやすく、低いほど淡麗甘口になる傾向にあります。

※この他にもアミノ酸度など様々な要素が組み合わさり日本酒の味わいは完成します。日本酒度と酸度の関係性は参考程度にご確認ください。


2.原料から見分ける

①原料米

酒造りに欠かすことのできない酒米ですが、品種によって味わいに特徴があります。

山田錦…香り高く、コクがあり雑味のないキレイな味わい。

五百万石…淡麗でスッキリとしたキレのある味わい。

美山錦…五百万石近く、スッキリと淡麗な味わい。

雄町…濃淳でふっくらとした味わい。

代表的な酒米の特徴になります。
この中では五百万石が辛口淡麗になる傾向にあります。

①仕込み水

水は日本酒の80%を占めるため仕上がりに大きく影響を与えます。特に水に含まれるミネラル分の含有量(硬度)が味わいの決め手になります。

硬水…硬水はミネラル分が豊富なため発酵が盛んに進みます。そのため輪郭がはっきりとしたキレのある日本酒になる傾向があります。関西を中心とした地域で硬水を使用する蔵元が多いです。

軟水…軟水はミネラル分が比較的少ないため発酵が緩やかに進みます。そのため柔らかでまろやかな口当たりになる傾向があります。京都の伏見や広島などの地域で軟水を使用する蔵元が多いです。

つまり硬水の日本酒で醸した日本酒の方が辛口になりやすいということですね。


3.その他の見分け方

① 精米歩合
精米歩合はお米表層部がどれだけ削られているかを表す数値で、例えば精米歩合70%の場合にはお米の表面が30%削られていることになります。
一般的に低精米の方が辛口になる傾向にあるため、精米歩合60%を基準にそれよりも低精米なものを選ぶと良いでしょう。

醸造アルコール添加の有無
日本酒では酒質を安定させることを目的として醸造アルコールを添加することがあります。
添加をすることでスッキリとしたキレのある味わいになる傾向にあるため、添加の有無を原材料欄から確認すると良いでしょう。


■店長がオススメする辛口の日本酒6選

【山形正宗 辛口純米】

山形正宗の定番純米であり一番人気の辛口酒。
日本酒度+8ですが、メーター程の辛さは感じません。
ただ辛いだけでなく、最初の含みに旨みもあるバランスの良い辛口を目指し造られています。

≪店長から≫
気品溢れる辛口の日本酒です。
含んだ瞬間から「ドライ」な辛口ではなく上品な香りとふんわりとした米の旨みを感じます。
ソフトに辛さを感じさせつつ大変キレが良い後口です。
どんな料理にも合わせやすい飲み口で食中酒としてもおすすめです。
冬期間の仕込み時期に蔵人さんが一番飲むのもこの辛口純米だそう。

山形正宗 辛口純米 商品ページはコチラ

【秀鳳 純米大吟醸 超辛口 AWESOME KARAKUCHI EDITION

山形県が「山形県産米100%で世界に誇れる高級な日本酒を製造したい」との要望に答えるべく純米大吟醸、大吟醸クラス用に開発した酒造好適米「雪女神」を使用して45%精米。上品な吟醸香。米の旨みを感じさせつつも後口は辛口らしいキレの良さでクリアなお酒です。

≪店長から≫
日本酒度+10の超辛口で純米大吟醸というあまりお目にかからない辛口酒です。
心地良い果物を思わせる吟醸香と、ただ辛いだけでなく軽快で華麗な米の旨みを感じます。
後口のキレも良く食事をしながら楽しめる純米大吟醸です。

山形正宗 辛口純米 商品ページはコチラ

 


最後に

いかがでしたでしょうか。今回は辛口の日本酒についてご紹介しました。

辛口の日本酒と言っても、銘柄ごとに個性がありそれぞれに違った味わいがあります。

そこが日本酒の難しさでもあり面白さでもあります。今回の記事を参考に自分の好みの一本を見つけてみてくださいね。