日本にある自然豊かな地、山梨県とは?

by isoberyou

 

甲斐の名将武田信玄によって甲府の町が整備され、高度な発展を遂げた山梨県。

富士山、八ヶ岳、南アルプスと、日本を代表する美しく壮大な山々に囲まれ、四季折々の自然を味わうことができる、そんな自然豊かな山梨の魅力を存分にご紹介したいと思います!

 

 

位置

 

梨県は日本の真ん中にあります。面積は4,465平方キロメートル。全国47都道府県の中で32番目の大きさです。13の市、8つの町、6つの村に分かれていて、人口は約82万人。東京から山梨の県庁所在地である甲府まで、特急電車で1時間半ほどで行くことができます。

 

自然

山梨県は県土の約78%を森林が占めています。南に富士山、西に赤石山脈、北に八ヶ岳、東に奥秩父山地など、海抜2000mを超す山々に囲まれており、春夏秋冬、姿を変える森林や、気軽に散策できる里山から本格的な山岳コースまで多様に楽しめる山々が魅力です。

 

山梨県は、日本の象徴である富士山をはじめ、八ヶ岳や南アルプス、奥秩父など雄大な山々に囲まれ、『天然の水がめ』と呼ばれるほど豊富な水があり、日本の名水百選』と『平成の名水百選』に7ヶ所が選出されるほど水が有名です。また、山梨県の一部の地域の水道水が、ミネラルウォーター品質なため、地域の人たちの日常の飲み水をボトル詰めして全国に販売しています。まさに山梨は日本の中でも、天下の名水の地です。

 

 果物

山梨県では日本の中でも、数多くの果物が作られており、『葡萄』『桃』『さくらんぼ』『すもも』『梨』が有名です。特にその中でも、「葡萄」「桃」「すもも」は国内最大の生産量を誇っており、現地で新鮮な果物を安く召し上がることもできます。また、近年では国内だけでなく海外からも注目を浴びていて、輸出も盛んにおこなわれております。 

 

武田信玄

山梨県は、戦国時代きっての名将武田信玄の活躍した地でもあり、侍や、歴史好きにはオススメの地です。武田信玄が、21歳の時に国主となって以来約30年間、諸戦に連戦連勝を重ねるだけではなく、 領国の経営に魂を注ぐ中、特に治水工事、農業・商業の隆興に力を入れ、領民にも深く愛されました。また現代でも、山梨の風習に影響を与えており、武田信玄が祀られている『武田神社』が建てられて観光スポットになっていたり、年に1度、甲府駅では武田信玄の祭典、信玄公祭りが開かれています。

 

富士急ハイランド

山梨県には『富士急ハイランド』という日本で有名な遊園地があります。現在、富士急ハイランドには、40機種近くのアトラクションがあり、ギネス世界記録に認定された“世界一”のアトラクションも14個と多く備え、富士山を眺めながら多彩な遊戯施設を楽しむことができます。絶叫マシンからは、最高時速、巻き上げの長さ、最大落差の4つで世界一の『FUJIYAMA』最高時速で世界一の『ドドンパ』総回転数で世界一の『ええじゃないか』最大落下角度で世界一の『高飛車』が有名です。また、歩行距離700m、最恐のお化け屋敷超・戦慄迷宮」が、世界記録に認定され、人が人を驚かせる手法、視覚、聴覚、嗅覚など五感に訴える本物思考が相乗効果を生み、世界一の恐怖を体感できるお化け屋敷として、現在も進化し続けています。

 

名物

山梨の郷土料理には『ほうとう』があります。ほうとうは、小麦粉を練ってうどんの平麺よりも太くざっくりと切った麺を野菜と一緒に味噌仕立てで煮込んだ料理です。2007年には農林水産省よりご当地ふるさとの味として「農山漁村の郷土料理百選」の中の一つに選ばれています。ほうとうの名前の由来は 漢字で「宝刀」と書き、甲斐の戦国武将、武田信玄が刀で具材を刻んだという逸話から名づけられたとも言われています。また、山梨県の河口湖には、「吉田のうどん」というとてもコシの強いうどんがあります。最近は、山梨の純度の高い水を生かして作った宝石のような食べ物、水信玄餅も有名です。

 

お土産

山梨県のお土産は、1968年に発売されて以来、今も変わらない姿で山梨の味として愛されている桔梗屋の「桔梗信玄餅」が有名です。きな粉がまぶされた餅に黒蜜をかけて食べる「桔梗信玄餅」。こちらは、山梨県を代表する銘菓です。マシュマロような餅の食感に、黒糖感を感じられる黒蜜のハーモニーは、一度食べたら、また食べたくなる味わいです。また、笛吹市にある桔梗屋本社では、工場に見学ができ、信玄餅の作る工程を見ることができたり、信玄餅の詰め放題があり、行列必至の工場テーマパークとして、観光スポットになっています。