【Fattoria AL FIORE Apassimento 2020】

実験から生み出された、自然派Apassimentoワイン

ワイン名のApassimentoは、陰干しという意味。
その名の通り、陰干しして凝縮させたぶどうを醸し発酵させて仕込んだ実験的なワインです。

マスカット・ベーリーＡとネオマスカットをそれぞれ9月後半に収穫。
マスカットベーリーAは元体育館であるワイナリー2階部分の欄干にて、ネオマスカットは角田市のお米クリエーター佐藤裕貴氏の稲藁の上で全房のまま2ヶ月間の陰干しを行っています。

当初の予定ではバラバラに仕込むつもりでしたが、あまりにも量が少なくなったために、同じ親でもあるマスカットハンブルグ同士で混醸。
陰干しの際に出てきた腐敗果をすべて選果し、タンクの中で1ヶ月間の醸し発酵後にバスケットプレスにて搾汁。
一旦荒いオリを下げてから、樽内で1年間の熟成をかけてボトリング。さらに1年間の瓶内熟成を経てリリースとなりました。

今お召し上がりいただいてももちろん十分に深い味わいですが、正直なところまだまだ寝かせた方が、より味わいの深さが出てくる事でしょう。

Fattoria AL FIORE(ファットリア アルフィオーレ)は、宮城県の廃校になった体育館を改装してワイン造りを行っています。
「ぶどうをそのまま表現するワインであり続けたい」と、表面的なインパクトの強さではなく味わっていくたびに消して派手さはないけれどその本質の良さがピュアに伝わるワインを目指し、無補糖・無補酸、酸化防止剤不使用、ノンフィルターで自然派のナチュラルなワインを造っています。

◆スペック
カテゴリー：赤ワイン/フルボディ
使用品種：マスカット・ベーリーＡ、ネオマスカット
サイズ：750ml
製造者：Fattoria AL FIORE
生産地：宮城県柴田郡